持病のぜんそく(原因、私)と涙と鼻水の垂れ流しが激しくなってきたのでさすがにやばいとぽんずさんを動物病院に連れて行く、途中で飼い主はあまりの暑さと重さに死にかける。
レントゲンやら色々検査してもらった結果ただの夏風邪(これまた原因は真面目にワクチンを打ちに行かない私だったりするんですが)で一安心、しかも一年ぶりに量った体重が夢の4キロ台!!せっせと某高級ダイエットフードを食べさせた甲斐があります。イメージキャラクターとかに使ってくれないかしら。

って言うか気付いたらもう8月も終わりなのねー。いやあ今年の8月は酷かった。月の半分は化粧したまま寝てしまってたんじゃないかってくらい酷かった。映画も見ずに酒にまみれて、おかげでめちゃくちゃ楽しいことも嬉しいこともあったけどさすがに明日からはもうちょっとおとなしくなる予定。多分。にしても暑い。
仕事帰りに立ち寄ったコーヒー屋で隣りに座っていた陽気なおじいちゃんふたり組に話しかけられたので楽しくお喋りしていたら、いつのまにかネズミ溝に勧誘されてました。月四千円払って友だちふたり紹介してくれれば老後は安泰だよって言われてました。だから、私が悪いのか??
そんな状態で見たからってわけじゃないんだろうけどかなり出遅れて今更クリストファー・ノーラン監督『インセプション』 を見てみてもどうにもこうにも乗り切れず。この映画には色んな見方や言い方があるんだろうけどとにかく私には映像の面白さもキャラクターの中途半端さもディカプリオのユルいトラウマも含めアニメ見てるみたいやなあとしか思えず、アニメ嫌い(ディズニーとピクサー除く)の私には退屈にしか思えず。無重力でくるくる回るとか助手の俳優とか面白いと思ったところもなくはなかったんだけど。
夢の中の潜在意識を完璧に設計するという内容はつまりノーラン監督の脳みその中で設計された完璧な映像を見せられるって感じで「俺の考えてること面白くね?」と言われ続けてる150分間に「はあ、まあ、つまんなくはないですけど」としか応えられないような。意図的なんだろうけど同じことを繰り返すループ感もただ「尺長いわ!」と一言突っ込みたいような。最近打撲した尾てい骨にはキツかった。
出てる女優がふたりとも大好きなのは良かったけどレオ様にはそろそろ眉間に皺をよせるだけの芝居をやめて頂きたい(人物の設定も話のオチも『シャッターアイランド』に激似なのは偶然なのかしらん。っていうか最近苦悩する役しかしてないのか)。見ながら、うわこの監督まだ自分がアクションシーン下手くそって気付いてないんやとちょっとびっくりした。
他に見るべき映画がたくさんあるような気がしなくもないが近所で済ませられるという誘惑に負けて、とりあえずフィリップ・ノイス監督『ソルト』を夕方からのそのそと。
9割方アンジェリーナ・ジョリー鑑賞目的で見たのだが、アメリカのスパイとロシアのスパイの化かし合いみたいなアクションの連続の中であまりにも不死身で強靭なアンジーがもう『バイオハザード』のキャラクター(一作も見たことないけど...)みたいにしか見えなくてちょっと残念だった。高速トラックに飛び降りようが拳銃で撃たれようがごっつい男たちに囲まれようが生理用ナプキン一枚で傷の手当が済むって、さすがに笑った。あとせっかくのアンジーなのに常に髪型に違和感があったのも結構残念。あとあまりにスピーディーに展開するおれがスパイでスパイがおれでと無駄に複雑なお話についていくのにいっぱいいっぱい、というか途中何度も話を見失う、がただそれは冷戦事情に疎過ぎる私のアタマの責任かも知れない気がしなくもない。冒頭の傷ついたアンジーはかっこよかった。
で、これって結局最終的にアンジーの行動は全て愛のためっていうオチでよいの...?
今までのシリーズを一本も見たことないけどさすがにこの『ハリー・ポッター最終章』の予告は気になる。R指定でしょってくらい雰囲気がダーク過ぎる。
レイトショーの時間になってようやく動ける状態になったのでのそのそとラピュタ阿佐ヶ谷さんで開催中の銀幕ストリップ☆かぶりつかNight なる素敵な特集に向かい瀬川昌治監督『喜劇 女の泣きどころ』(75年)を鑑賞。多分場内の誰よりも二日酔いだった。
レズビアンコンビのストリッパーのハチャメチャが喜劇というわりには結構重い男と女のあれやこれやで、メイクが激し過ぎてほとんど素顔が分からない太地喜和子と中川梨絵の体当たりな喧嘩の迫力が凄かったり溺れる太地喜和子を眺める中川梨絵の顔がホラーでしかなかったり。おもしろうございました。ただの消防士だった男がみるみる最低な奴になっていくのは笑えなかったけど、女たちが泣きながら自殺しようとする姿は悲し過ぎて笑えた。立派なマンションの部屋に何故かドラムセットがある意味不明さにも笑ってしまった。あと、映画とは関係ないけど上映前に流れていたフォークソングの歌詞が凄過ぎて(彼女は13階から飛び降り自殺するしかない〜また誰かにはめられて精神病院に入院した〜とかなんとか)一人で爆笑してしまった。
なんやえらいヒットしてるとの噂を聞いて気になったのでトーマス・アルフレッドソン監督『ぼくのエリ 200歳の少女』 なるスウェーデン映画をわざわざ銀座まで見に行ってみたのですが、これが結構な困ったちゃん映画で、困った。
やたらと美しいいじめられっ子の少年(まんま鈴世byときめきトゥナイトなビジュアル)が実は吸血鬼である少女と恋に落ちてふたりで支え合うという切ないラブストーリーが北欧の一面雪景色な景色の中で展開するまでは中々感動したのだが、その中で突然人間が自然発火したり大事なシーンで突然ヴァンパイア少女の目ん玉や口や耳から血が噴き出したりするもんだからどこまで本気なんだかふざけてるのかよくわからなかったりいくらんでも吸血鬼が人を殺す仕事が雑過ぎたり思わせぶりな伏線の意味がわからなかったり(結局あの父親の友だちは何だったんだ?)でおもしろポイントを見失う。少年と少女が無言で抱き合ったりガラス越しに会話するシーンなんかはいいなと思ったのですが。
結構トンデモない映画だと思うけどこれが何故銀座のマダムたちに大人気なのかはさっぱりわからなかった。あ、でもめちゃくちゃ寒そうな舞台なのに主人公の少年がやたらと裸みたいな格好をしていたのは実はショタコン受けを狙ってたのかしら。んなわけないか。
深夜、中原昌也氏が松岡錠司監督に「『トイ・ストーリー3』に出てましたよね?」と言ってる現場を目撃し、失礼な程笑う。ポテトヘッド!
うーん暑さのせいでしばらく映画をサボった結果見るべき作品を選ぶ能力が低下してしまったのか一昨日の反省も虚しく本日は中島哲也監督『告白』なんかを見に行ってしまった。これがまたねえ、大惨事。
湊かなえの原作小説は結構好きな感じだったんだけど、この映画化はちょっと酷い。小説の文章をなんのひねりもなくナレーションで垂れ流し、そこにポップな音楽とオサレな映像(もしこれを本当にイケてると思ってやってるならその時点でだいぶダサイと思うけど)をつけ合わせただけの106分間で、見てて苦痛でしかない。これが5分程度のPVなら笑って許せたかもしれないけど、監督の、俺面白いことやってるでしょ?感が目障りでしかない。ああ中島監督はほんとに退屈恐怖症で画面に映る何もかもがかっこついてなきゃ我慢できないんだなあと呆れつつでもこの映画がアホみたいにヒットするってことは世の人々はいよいよ完全にTVに脳みそを侵されてるんだなと必要以上にブルーな気分になった。せめて嗚咽する松たか子ぐらいまともに撮ってやれよ。うーん。
更に言うと一昨日の映画と同様ここにはほんとに救い難い程最低な根性の十代しか出てこず、何これゆとり教育の弊害なの?と平成生まれを疑ってしまう始末。もうちょっと頭のいい中学生っていると思うけどなあ。うーん、疲れた。
と、どうにもすっきりしない映画の連打に傷ついた心を癒してくれたのは池袋のUFOキャッチャーでゲットしたコイツ。

私に似過ぎじゃね?
夏バテなうえ連日皮膚科やら外科やらをハシゴしてぐったりしたせいで脳みそがほんとにイカレてしまったのかうっかり魔がさして山本寛監督『私の優しくない先輩』 なんて映画を見てしまった。監督はアニメ界では人気な方らしいけど、知るか。わからない、私にはこの映画の全てがわからない。誰かここで何が起こってるのか私に説明するために見に行ってほしい。
だって主人公の女子高生が、優越感を得るために苛められっこの地味な同級生と仲の良いふりをして「親友だよ!」とか言いながら心の声として「狡さはバレなきゃ狡さにならない」とつぶやくような本当に救いのないくらい最低な性格で、そのことを反省するのが難病の結果死ぬ直前(つまり映画のラスト)なもんだからとりあえずは100分間くらい本気で性悪の女のいちいちを見せられることになって、その心の中がひたすらナレーションとして垂れ流しで、途中でほんまに「もう黙れ!」と川島海荷をビンタしたくなってもうた(彼女に罪はないんだろうけど)。って言うかここまでナレーション入れるならラジオドラマでええやん。いやー見てて聞いてて辛かった。これ誰が幸せになるために作られた映画なの?ロリコン?
やたら気合いを入れてるっぽい祭りのシーンもほんまどうでもよかったし(クライマックスで涙ながらに「私は最低なんだよ!」と叫ばれても、そんなこととっくに知ってるしさ)結構好きな広末涼子のマジ恋5をこんな映画でカヴァーされるのすらもなんかむかついて。性格が悪いうえ好きな男にも振られた挙げ句心臓病で死ぬ役なんて十代のアイドルにさせる大人が悪い。
なのでみなさんは私がここまで言うんだからもちろん『making of LOVE』を見に行った方が絶対時間の有効活用になると思われます!
公開当時話題になっていたのは覚えてるのだがうっかり見逃しっぱなしだった瀬々敬久監督『ユダ』(04年)をようやく見るために二度目のTHE SOUL OF ZEZE(SOULOUじゃないよ)に汗まみれになりながら。
トランスジェンダーの青年(?)ユダを巡りびっこをひく謎の女が語り出す過去と主人公の私と実在するかしないかわからない16歳の少女と殺人事件とととにかく絡み合う物語が映画のカメラと私が持ってるビデオカメラと絡み合ってつながるのかつながらないのかという一見複雑なような作品に、始めはおおなんかわけわかんなくておもろいやんと思ったものの後半につれ登場人物やその台詞とか物語の展開があまりにもわかりやすい方向に行ってしまってなんかちょっと興ざめ感。16歳の少女なんて殺される以上に現実にもっと酷い目に遭ってると思ってしまったし、とにかく私は障害者+天使の羽という表現が心底苦手らしい。
ただ、瀬々監督がとにかくもう私が何か言うなんて失礼ですよねってくらい本当に真面目な方なんだってことは痛い程伝わりましたし、それにはちょっと感動した。あ、でも、主人公がトランスジェンダーという設定に対し最後のクレジットの文字が男がブルーで女がピンクという今時珍しいくらいのジェンダー丸出しだったのは監督的なギャグだったのかしらん。笑った。
映画後、西荻窪に移動し古澤健監督最新作『making of LOVE』 公開記念イベントにお邪魔。主演女優にメロメロな監督と出演者のトークや宇波拓&mmmの弾き語りライブ(古澤監督の歌声も)、いまおかしんじ&鈴木卓爾&古澤監督の中2男子みたいなトークを拝聴。生まれて初めてこんなにパイパンという言葉を聞いた気がする。楽しゅうございました。
夏バテってる間にいつのまにか公開が始まりいつのまにか上映終了が近づいてるっぽいペドロ・コスタ監督最新作『何も変えてはならない』をなんとか鑑賞。めっちゃ編曲してたけど。ざっくり説明するとジャンヌ・バリバールというフランス人女性歌手の活動を追ったドキュメンタリー作品。
ものすごく黒が濃いモノクロ画面にけだるい歌声を響かせるジャンヌ・バリバールの姿がコスタ監督の決めたカメラ位置から映されるだけでこんな映画が出来るなんて、なんか上手いことできてるなあと妙な感心をせずにはいられない103分間であった。諸々かっこ良過ぎた。影がとても印象的な映像だったが元々はカラーで撮影された作品らしくそれはそれでその色や光はどんなだったんだろうとだいぶ気になる。リハーサルやライブ本番 を通してずっと流れ続ける音楽もとても素敵だったけど、やっぱりジャンヌ以外のスタッフはみんな男性なんだとちょっと気にならなくもなかった。あと、あんなにタバコを吸っててもあんなオペラが唄えるなんて裏山鹿。今コスタ監督が日本にいるのかポルトガルにいるのか既にわからない。
帰宅後、入浴しながら「シルクのべっぴん塾」を熟読し過ぎて本格的にのぼせる。
でまあ薄々予想してたけど前日朝までしこたま酒を呑んだ結果大いに寝坊しアテネフランセさんで公開中の瀬々敬久監督特集THE SOUL OF ZEZE (SOULOUじゃないよ)にずうずうしい足音を響かせながら夕方からの参戦、『少年版私慕情 国東 京都 日田』(82年)を鑑賞。
撮影当時大学生だった瀬々監督がご自身のルーツである九州の田舎や当時住んでいた京都やお母さんの出身地でカメラを回しながら不思議なイントネーションのナレーションが流れる8ミリ作品、が、幾つもの映写機を使いながらスクリーンの中に小さなスクリーンが現れたり(ビジュアル的には回←こんな感じ)する今まで見たことのないような映画だった。その重なった小さなスクリーンの中で流れる、監督が高校生のときに撮ったという『ハローグッドバイ』という自主映画がアルトマンの『バード☆シット』を思い出すような感動的な青春映画で、あれは改めてきちんと見たいなと思ったり。本編自体も若者の自意識炸裂系でありながらしつこく地元の小学生や老人を映し続けるあたりにただ者じゃない頭の良さを感じたり。監督の歌声やハーモニカ演奏が聴けたのも中々貴重な体験。ただもし自分が若いときにこんな映画を作ってたら28年後に見直すのはちょっと恐ろしい気もした...。
上映後、監督&青山真治監督&安井豊さんの中上健次からビル建設にまつわるトークイベントを拝聴。監督の最新作である4時間38分の超大作『ヘヴンズストーリー』 への期待も高まる。
でまあ映画以外の唯一の趣味である打ち上げ参加は今回も。九州弁で展開されるおじさまたちのお話が面白過ぎてやばかった。
で、31歳一発目に見るべきはもちろん古澤健監督作品『making of LOVE』!!8月29日よりポレポレ東中野さんでレイトショー公開予定の作品を、監督のご好意により試写で見せて頂きました。これが大変面白く。
詳しいストーリーを説明するのはネタバレになるから控えるがもちろんネタに頼っただけの映画とは違う、真摯に作られた作品だということがびんびん伝わる、笑い有り胸キュン有りエロ有り感動有りSF有り映画有りの低予算とは思えぬスケールの大きいエンターテイメントな映画で、 個人的には大好きでした。主演女優の笑顔と裸とセックスが本当に美しいのが良かった。久しぶりに恋とセックスっていいよねと思えた。監督役で出演してるフルサワの人非人っぷりもなんだか他人事じゃなく色んな意味で考えさせられた。最近の自主映画に対する不満はやっぱり大人によって解消された。かなりおいしいシーンで我が家も登場。
が、そんな軽いノリだけではなく一見ただやんちゃなだけの映画なようで実は一回見ただけくらいでは何も理解できてないんじゃないかと不安になるような怖さもあり、劇場公開されたら何度か見直したい。と言うかこれは映画館で映画を見るという行為を今更ながら改めて考えさせられるような映画なのでとりあえずはスクリーンで見るべき。是非!!
もちろん関係者でもないのに上映後の打ち上げには乱入、色んな方の色んな意見が聞けて楽しかった。大人って酷いのね。
厄年に子ども産んだら厄落ちる!が持論の母がどういうつもりかビンゴに自分の厄年に私を産み落としてから31年、あたくしも本日無事女の厄年を迎えました。色々お祝いしてくれたりメールをくれたみなさま、本当にありがとう。大阪の友だちから「厄よけには虹色の帯がいいらしいで」と連絡がきたのだがそんなものをさりげなく日常生活に取り入れる術を持たず、どうやらこのままでは今年中に子どもを産むのも無理なのでいっそ厄でもなんでも背負ってやるわいと適当に。あ、でもこないだ初対面の男性から「ビッチだねえ」と言われ、おおちゃんと自分の理想の女性像に近づけてると嬉しかったので自分のやってることは大きく間違ってはいないのだとちょっと安心したりした。
誕生日ウィークにつき毎夜どこかで朝までお祝いが開かれ、まったく映画の見れない生活中。

夜のおにいさんたちありがとー。
本当は2D&字幕で見たかったのだが近所のショボシネコンでは3D&日本語吹き替えしか上映してなかったので仕方なくその状態でリー・アンクリッチ監督『トイ・ストーリー3』 を見たら、やっぱり失敗。これは2Dで見るべき。何故ならあまりに大量の涙が流れるため3Dメガネが邪魔だから...。
本当に良かった、本当に素晴らしく面白かった。こんな映画を見せてくれてありがとうとピクサーさんに心から感謝する。こんなアメリカ映画が見たかった。終盤のゴミ焼却場の辺りから最後の女の子との出会いまで、マジで鼻水垂れる程涙、観賞後晩ご飯を食べながら思い出してまた涙。と書きながら思い出してまた泣きそうになる。無言で手を握り合うのとかさあ、もうさあ。その後のキャラクター紹介とかさあ、もうさあ。1と2は一応DVDで見てたけど、前作を知らなくても十分楽しめると思います(でも見てた方がいいけど)。 絶対損はしないと思うのでみなさん是非。3D&吹き替えでも悪くはなかったけど2D&字幕でもう一度見てみたい。
おもちゃが深夜に博打やってたり性格の悪いキャラクターがどこまでも性悪だったり赤ちゃんの人形がホラーでしかなかったり相変わらず日本のアニメとは違うブラックなムードも健在、改めてほんとーーにピクサーってすごい会社だなと感心致しました。トイストーリー万歳。私は三つ目人形の物真似が得意。
予告で『海猿 3D』の存在を初めて知ったんですけど、これって製作に携わった関係者の人みんなクスリでラリってたのかな?冷静な判断が出来る人ひとりもいなかったのかな?寧ろそうであってほしい。
このクソ暑い中わざわざ新宿まで出て某日本映画を見ようとしたらチケット売り場で満席ですと告げられたときには本気で目に映るもの全てを破壊してやろうかと思う程怒りを覚えたのだがそのまま上映時間が一番近いからという理由で駆け込んだカリン・クサマ監督『ジェニファーズ・ボディ』、何にも知らずに見たら、女性監督&女性脚本家(『JUNO』の人)による女子高生が主役のB級ホラー映画でこれが中々面白く、なんとか落ち着きを取り戻せたのでした。
まず女子高生ビッチに悪魔が乗り移って自分とヤリたがる男の生肉を食い尽くしていくというお話が素晴らしい。馬鹿な男は殺すしかないという潔さ、私も悪魔に魂売りたい。映画の中盤で明らかになる悪魔になってしまった理由がほんと突拍子もなかったりパジャマパーティーから女同士のキスシーンから悪魔のカミングアウトという無茶苦茶な展開を見せたりするのだけど、悪くない。すごい真面目に好き放題してる感じが良いと言うか。親友同士が殺し合うまでの対決の途中で交わす会話がいちいち下世話なのも笑えた(明らかにやり過ぎな人間火だるまにも笑った)。ビッチとして完璧な口の半開き具合を披露するミーガン・フォックスちゃん、すごい良かったけどやっぱりおっぱいくらいは出して欲しかったなという不満だけが残る。でもオススメ。
で深夜には、とある方のご好意で某監督の某最新作をDVDで拝見させてもらったのだが、悔しいかなこれが面白くて。詳しく話せるときがきたらまたいずれ。
とある方からお誘いを受け、アップリンクで開催された立教大学映身祭2010in渋谷なるものに行ってみた。これは立教大学現代心理学部映像身体学科の学生さんたちが作った映画の上映会だそうな。一応先輩風を吹かして行ってみたら会場は立ち見が出る程の盛況でちょっとびびる。
で、鶴岡彗子監督『つとめての帰り道』佐々木健太監督『クーラン・オプティック』小林大輔監督『引力珈琲』八木下雄介監督『疾走深夜』新津伊織監督『顔面』と、それぞれ20分前後の自主映画(『顔面』はドキュメンタリー作品)を見てみたのですが。
最近、映画美学校や東京芸術大学大学院やまたは関西ゼロ年代特集や桃まつりなどで若い人たちが作る自主映画を幾つか見て、なんか全部似てるなあ、なんか全部幸薄そうやなあと適当な印象を抱いたりしてて、 でも立教大学で映画を撮る人ってのはそこまで映画だけを専門に特化してるわけじゃないだろうからもっとヘタクソだったりムチャクチャだったりするのかなと淡い不安と期待を抱いたり。が、これまたどれも似たような淡々としたトラウマ感漂う幸薄系映画で、うーんちょっとどうなんだろうと思ってしまった。しかもみなさんとてもお上手で。何なんでしょうね今映画を作る人たちに共通してるこの感覚って。同年代なのにさっぱりわからん。っていうか改めてなんで映画作りたいのかがわからん。
と思っていたら、上映後の万田邦敏&西山洋市&篠崎誠監督のトークショーでその辺のことを思いっきり突っ込みまくって下さってた(一時間以上のトーク中褒め言葉はひとつもなかったんじゃないか...?)うえ、大爆笑までさせて頂いた(笑い過ぎて終了後笑い声がでかすぎると数人の方からお叱りを受ける始末) ので結果的にはすっきりしたりしたんですけどね。
で、たまには若い人たちと話したりしたいやん?と打ち上げに乱入するもみなさんお行儀よく終電で帰られ、最終的には三監督の映画談義を朝まで大いに楽しむ。めっちゃ面白かった。
もう、やっぱり8月とか無理。

昨日は普通につるっと滑って思いっきりこけて、今は右半身全体的に青アザ。手の指まで色変わっててなんか面白いことになってます。
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