予想以上に続編が長引く独りエクソシストに連夜苦しめられているのですが(どんなけ邪気持ってんねん私の体)、こういうとき本当に猫ってなんの役にも立たないんだなと学習しました。
で、ここ数日横になってるか暴れてるかの生活をしてたら体中の筋肉がガチガチになったので気分転換に近所のマッサージに行ってみたら、店内でそれはそれはもの凄いミラクルが起こったんですけどこれが我が家の半径一キロ以内事情に詳しくないと通じない話なのがほんとに悔しい。せっかくのみんな大好き父親ネタなのに。いやあ凄かった。
で、鍼に行っても漢方薬を飲んでも今イチ治まらない体調不良の中突然ふくらはぎに見たことのないデキモノができて、そいつがじんじん腫れて痛いもんやから軽い気持ちで近所の皮膚科に行ってみたら「毛穴から細菌が入って化膿してるのでしばらく微熱が出ますねー。自宅で安静に」って、おい。おいおい。意地でもお祓いなんか行かねー。
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ベッドを暖めてはくれるのだが、邪魔でしかない。  

昨夜未明、関節痛いわ!で目が覚め、寒気がする!と震え、違う高熱や!と大汗をかきながら朦朧とする、を繰り返し『エクソシスト』ばりにベッドの上で七転八倒したものの翌日の午後起きたときには不思議な程気分スッキリで体が軽い。あれで体内の悪気が全部出てくれたんだと信じることにする。
しかしまだ不安は残るしぶつぶつだらけの体を引き摺ってまで既に何回もスクリーンで見てる杉田協士監督『ひとつの歌』の試写に行ったのは、場所がシネセゾン渋谷だったから。まもなく閉館のこの劇場、13年前に上京してきた私にとってはカサヴェテスやスコリモフスキやDEEP清順と出会った思い出深い場所でして、あまり土地や物に執着しないタチなんですがさすがに最後にもう一度ここで映画を見ておきたいなと思いまして(じゃあクロージング特集上映に行けよって感じやけど、絶対もっといい映画いっぱいやってたよねここ...)。しかも杉田監督は10年程前ここでバイトしていてそのときしょっちゅう見に来たり遊びに来てたりしたもんだから個人的には中々のノスタルジー。そりゃ病気も治りにくい歳になるわけですよ。上映後初対面の女子大生に31歳に見えないですね!って言われたけど。久しぶりに会った知人に10年前から全然変わらないねって言われたけど。
で、最後に見てみて、やっぱりここのスクリーンのでかさとか椅子の感じとか好きやわーとしみじみしつつ、3回目なのに、え、こんなシーンあったっけとひとりで動揺、いかに自分がぼーっと映画を見てるかに気付かされた夜であった。

カサヴェテスと言えば、いつのまにかゾエさんがmiumiu とコラボってた。オサレだべー。

とは言っても所詮はびびりなのでとりあえず徒歩圏内の映画館に恐る恐る行ってみて、なんかテンション上がりそうやなという理由だけでロベルト・シュベンケ監督『RED/レッド』 を見てみたよ。全然知らん人やと思ってたのに無意識にこの監督の作品全部見てたよ。
既に引退して年金受給者になってる元CIAとして、ブルース・ウィルスやモーガン・フリーマンやジョン・マルコヴィッチやヘレン・ミレンが再び立ち上がって大暴れ、ってだけで面白くないわけないし狙い通りの面白さにはちゃんと笑えたのでとりあえずそれなりには満足できた(でもこの監督コメディに向いてないと思った)。それでも何となく微妙な不満が残ったのは多分、老いた肉体にムチを打ってでも戦うというネタがネタでしかなくこれじゃあスタローン先生が泣くよと感じてしまったからか。ジイさんと呼ばれてキレるくらいじゃいくらなんでも軽過ぎる気が。あと、前半あっちこっと移動する話の展開がまどろっこしくて111分は長い、あと20分は短くていいんじゃないかと思った。そして、神であるはずのモーガン・フリーマンがこんなにあっさり消えるのはちょっとショックだった。しかし、真っ白のドレスで銃をぶっ放すヘレン・ミレンは大層美しくかっこよかった(最後のチラ見もかっこよし)。ブルース・ウィルスの彼女が特に美人でも若いわけでもない地味な女優だったのもよかったですね。CIAの若手職員がマイケル富岡にしか見えなくて困った。

と、一応久しぶりに映画を見てみたものの依然体調最悪で未だ微熱を抱えるgojo姐さんが果たしてまともな判断を出来てるかどうかは未だ不明。DOOM!くんたちご心配ありがとう。私もなにもやりたくないよ。仕事探し頑張ってくれたまえ。書き忘れてたけど『デュー・デート』はトイレで芝居の練習をするシーンが何気に一番好きでした。

飽きた。工藤静香ネタもとにかく体がだるいのもあちこち関節が痛いのも全身ぶつぶつなのももう飽きた。なんとかしたい一心で鍼に行ったり漢方薬屋に行ったり私の顔面紅斑を見てびびった父がプレゼントしてくれた謎の薬を飲んでみたりしたけど一気にやり過ぎて何か効いてるのか効いてないのかもよくわからない状態になってきたし。数日間断酒してるのも意味があるんだかないんだか(病院でも鍼でも、お酒とタバコやめるの無理やろうからせめて量は減らそうねと言われ、世界って意外と優しいなと思いました)。
家にい過ぎで猫たちにも飽きられ気味やし、ついに娘が成長した「さくら心中」(ブログのタイトルは「愛の酵母菌」。なんで?)を見届けたら外に出てみる。
パパがくれた謎の薬。具体的な説明は「中国の政治家からもらった!」のみ。
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どんな病気も二日で治るそうです。ブラック・ジャックでさえ匙を投げたと言うのに。

わたしゃ工藤静香かってくらい微熱が下がらないここ数日で既にこれを見たのがいつのことだったのかまったく思い出せないのだが確かシネパトスさんで開催中の渡辺淳一作家生活40年男と女悦楽の甘き誘いといういかがわしい特集で上映された七里圭監督『マリッジリング』(07年)を見た気がする。場内さすがのおじさん祭りで肩身が狭かった。
誰が言ったか、小説とエッセイを執筆するときだけアホになる「世界のナベジュン」こと渡辺淳一医学博士による不倫小説が原作、ってだけでそれはそれはめくるめく腹上死的エロの世界を過多気味の想像力で妄想して臨んだのだが、その予想は意外な程あっさりと裏切られ、主人公の小橋めぐみ(久しぶりに見たけどやっぱり可愛いね。痩せ過ぎの裸がちょっと怖かったけど) 演じるOLの地味な生活の中に地味に不倫が始まるなんてことない話が一見なんてことなく映画になってる、真面目な作品だった。周りのおじさんたちが満足したかどうかはわからんけど、面白かったです。でも全然違うはずなのに観賞後一番の感想としては『眠り姫』そっくり!だったりする不思議映画でもあった。かわいこちゃんたちが会話してるのに全然映らないんだもの...。
まあ確かに上司として現れたらかっこよく見えないこともないかなと微妙な現実感の保阪尚輝もよかったけど、疲れ過ぎて途中で寝てしまう彼氏には思わず笑ってしまった。結構虚しいのよねこれ。

わたしゃ工藤静香かってくらい微熱が下がらないここ数日で既にこれを見たのがいつのことだったのかまったく思い出せないのだが確かトッド・フィリップス監督『デュー・デート〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』 を池袋辺りで見た気がする。結構話題になった前作『ハングオーバー!』には今イチ乗り切れなかったのだけれど、今回はアメリカンジョークにも笑えたし男の友情にも泣けたしで中々満足した気がする。コメディ映画にしては微妙にテンポの遅い独特のノリにやっと慣れられたのかも。さっきちょっと調べてみたら自分でも知らぬ間にこの監督さんの関係作品を全部見ていた。
見ず知らずの男二人がレンタカーでアメリカ横断の旅に出ることになるきっかけがまずバカバカし過ぎて良かったし、やっぱキチガイのエリートを演じさせたらロバート・ダウニー・Jr.はずるいくらい面白い。ほんの端役がジュリエット・ルイスとジェイミー・フォックス(黒人と赤ちゃんネタにも満足)ってのも素敵。映画の流れからすると絶対に余計なことをするだろうと思わせて実は本気で泣けるだけの遺灰を捨てるシーンとか迷惑がるかと思いきや本気で友情を深めるだけのメキシコの下りには普通にうるっとしてしまった。犬って手を使ってオナニーするのかとびっくりしたんだけどCGか何かなのかな。

好きな映画監督は森崎東です。
なのでまだウィルス感は残るもののアテネフランセで開催されたアナクロニズムの会vol.17「職人芸と自主映画が出会うところ〜森崎東=高橋洋のTVドラマ」に強引に行ってみた。
90年にTVで放映された色川武大原作森崎東監督ドラマ『離婚・恐婚・連婚』が実は高橋洋監督の商業脚本デビュー作、という事実も今回初めて知ったしこんなドラマの存在すら知らなかった不勉強な私は15時から参考試写されたドラマも拝見。事前に読んでいた原作小説が既に森崎映画っぽいお話だなとはちょっと感じてたけど、小説の中の会話がほとんどそのまま脚本に使われていて、それは色んなエピソードの寄せ集めなのにちゃんとひとつの映画(ドラマか)になっていて、私が一応理解できる洋ビッチ作品に初めて出会えたとひとりで静かに感動してしまいました。もちろん、ぼろい一軒家の中を人が出たり入ったりドタバタと階段を転げ落ちたり会話したりテーブルの上でタップダンスしたり、久しぶりに見るはちゃめちゃなスピード感もすごい楽しかった。唐十郎と岸本加世子というキャスティングも期待通りで。どんな風に終るんだろうと思っていたらあのラストの温泉で、やばかった。
上映後の、七里圭監督司会による高橋洋監督のトークイベントも面白いエピソードがざくざく、準備稿から改訂稿に至るまでに高橋氏が森崎監督に叩き込まれた脚本術の内容がすごく素敵で、なんかええもん聞いたなあって気になれて満足、だったこのイベント数時間の間、え、なんで?ってくらい会場内が寒くて、終了後には完全に悪寒が再浮上。どのくらい私の身体が弱っているかと言うとなんと打ち上げに参加せずさっさと自宅に直帰したのだ。やばいでしょ。

膠原病を抱えてここまで精力的に動き回ってるの世界中でも私とレディ・ガガぐらいじゃねーのと調子に乗って昨年末からほとんど休まず酒活動に励んでいたらとうとう謎のウィルスにつかまって体がダウンしてしまいました。右半身のあらゆる関節が激しく痛い。あまりの不調さにこれは入院レベルかと戦々恐々病院に行ったらとりあえずはタバコと酒を控えておとなしくしとけってことだったので今回ばかりは素直にお医者様の言うことを聞いてみようかと思います。昨日一日ひたすら寝てたらだいぶ復活したのですぐに良くなるとは思うけど。今週末は大雪らしいねー。
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なんかエロい感じになってしまった...。

先日お会いしたとき数年ぶりだというのに私のことを覚えててくれたいい人、瀬田なつき監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』 を拝見。監督の今までの作品では(全部見てるわけじゃないけど)『とどまるかなくなるか』が一番好き派。
原作は大ヒット小説らしいが全然知らず、予告で見た映画の雰囲気からは想像もつかないくらいヘビーなお話でびっくりした。それとは真逆にこれでもかってくらいポップでとにかくポップで何もここまでってくらいポップで、役所広司のいない『ユリイカ』の宮﨑あおいが声を出すことすら既にしない世界でそれが完全に成功してるかと言われれば私にはよくわからなかった。もちろんわざとなんだろうけど学校や病院やマンションや出てくる部屋の全てが白過ぎるその空っぽ感が本当の空っぽにしか感じられなかったというか。主人公が空を飛んだり無茶苦茶な回想シーンはほんとに可愛らしくて素敵だったけど。そして色々変わったことをやっているのに全然怖くないのは監督さん真面目な方なんだろうなあと思った。
主人公の大政絢クンが柴咲コウにしか見えないのに主題歌を柴咲コウが唄っているからくりにひとりで動揺。染谷将太くんは私の幼少期に激似だと気付いた。誰か「嘘つきで壊れたよっちゃんとみっちゃん」でも撮ってくれないかしらん。ただの救いようのない女たちの話。

かなりの強行スケジュールで敢行された、2011年東の鬼(私)と西の鬼(相方)が道後でガチ豆まき、来年こそは本気で福はうち報告がしたいねんツアーから無事戻ってまいりました。行きの車でテンション上がり過ぎて現地についた時点でパワーを使い果たしほとんど観光めいたことはできなかったけど、それでもいい場所だった、道後。「坊ちゃん」がなかったらどうやって町おこしする気だったんだろうってくらい坊ちゃん頼みの町だったけど、暑いくらいの晴天、地ビールも鯛飯も美味しかったし、宿泊した宿谷屋さんがこれまたすごく可愛らしくてアットホームなおもてなしが素敵な旅館で、値段もお手頃、三つある温泉は全て常に貸し切り可能、女子同士にはかなりオススメの場所です(あまりにラブリーな雰囲気に、カップルだとちょっとラブホっぽくなるかも)。
で、例の如く、幼稚園からの幼なじみなのにお互いの趣味や日常はほとんど知らず、なんか常に不幸ってことくらいしか共通点のない私たちに生産性のある会話が展開されるわけもなく、48時間ひたすら喋りまくって涙流して笑ってたわりには記憶に残ってるキーワードは井手らっきょと放射能。まあ頭おかしいんです、多分。こんなウチらを誰か映画にしてみないもんかねと偉そうな冗談とも本気ともつかないことを言っていたが、会話のテンポが速過ぎてもの凄いカット数の切り返しになるだろうと断念。
それでも、さすがに無茶してぶっ飛ばし過ぎたこの年末年始のツケが回ってガッタガタだった心身は十分に癒され、年に一度の毒舌デトックスは節分ばりにマストな年中行事だと再確認。来年が楽しみ。
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道後名物、千と千尋的な。
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文学の香り漂う宿。アメトークの時間(&何芸人特集か)を教えてくれる優しい仲居さんがいます。
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帰京直後の私。激しくデジャブ。ついにぽんずさん鼻血事件が勃発。  

昨日の夕方、新宿駅から伊勢丹に向かって歩いてる最中に3回グラビア撮影会のモデルバイトに勧誘され(マジで実話。普通なら一回五万くらいだけど君なら十万いけるよって。お店がいいならそっちも紹介するよって。俺本物だから本物わかるよって。自称映像プロデューサー談)、色んな意味で色んなものを見失ったので相方を誘って自分探しの旅に出てきます。今回は人生初の四国上陸、夏目漱石に特に思い入れはないけど道後あたりで一泊。私の連絡先を知ってる誰か、明日朝6時くらいにモーニングコールしてくれると嬉しい。
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グラビアモデルは猫で十分。
やっと落ち着いたと思ったぽんずさんの喘息がまたぶり返してきた。これって完治しないもんなのかなあ。